2015年3月8日日曜日

夢をみるひと #011

夢をみるひと #011


















センセイ

「少し浮いている・・・ 肩から・・・」














サエコ

「確かに・・・ 浮いてるよーです・・・」








センセイ

「というわけで・・・ ね」















 




センセイ

「ごのバックが後で追加された可能性が高いといえるでしょー」






センセイ

「ね。」












サエコ

「慌てててちょっとズレたんでしょーかね。」
















センセイ

「まぁ・・・ 慌てててたのもあるんだろーケド、ちょっと

 紛らわしい感じだったからね・・・」


































センセイ

「この、背景にある、丸い玉みたいなヤツ」













センセイ

「それが、ここらへんまで来ている」








センセイ

「間違えたんだろう」




















センセイ

「誤って背景の玉みたいなモノに掛けてしまった。」











センセイ

「それで、結果的に肩から浮いてしまう」












センセイ

「まぁ・・・ そんなトコロかな?」







サエコ

「そーでしょーね・・・ 見た感じ」












・・・










センセイ

「ということは・・・だ」




















センセイ

「②の写真にバックを追加しているということは・・・」











センセイ

「必然的に」












センセイ

「①の写真。最初に撮った写真・・・」










センセイ

「最初の写真を撮ったとき、このバックは身に着けてなかった

 可能性が高いだろう。」










・・・










センセイ

「もし、最初からバックを身に着けていたんだったら、代役の子で

 写真を撮るときもバックを着けろハズだしね。」
















センセイ

「あとで追加する必要はない。」

















センセイ

「・・・で」














センセイ

「追加した理由はおそらく」







センセイ

「代役で写真を撮ったとき、菜々緒と西川の衣装そそまま使って

 写真を撮ったんだけど・・・」



































センセイ

「何か足りない」



















センセイ

「衣装はおんなじなんだけど、どーも・・・」



















センセイ

「ちょっと本物にみ見えない」














センセイ

「じゃあー・・・」














センセイ

「バックを付けてみよう」



















センセイ

「最初に撮った①の写真と、次に撮った②の写真に

 バックを付ける・・・」

















センセイ

「そしたら、まぁ・・・」

















センセイ

「最初よか、いくらか本物っぽくなった・・・」




















・・・

















センセイ

「そんなトコロかな?」









サエコ

「ふーむ・・・」

















センセイ

「まぁ、これで②の写真の人物がニセモノである可能性が

 かなり高いといえるでしょー」






センセイ

「てか、まず、そーだろー」







サエコ

「まー、ほぼ確実でしょーね」























・・・


















センセイ


「あとは・・・」


















センセイ

「この写真が、菜々緒の売名目的であることをを証明

 してみようー」












センセイ

「まぁ、証明したから何だって話だケド」
































センセイ

「じゃーいくよ」











センセイ

「まずは・・・」












センセイ

「カーディガンね」



























センセイ

「西川が着ている」







センセイ

「で」
















センセイ

「最初の写真撮影のときのトラブルで、カーディガンがなかったから・・・」


















センセイ

「似ているモノを手に持ってもらう」









センセイ

「そして、・・・」













センセイ

「カーディガンがスタジオに来た時点で・・・」












センセイ

「代役を使って写真撮影」








センセイ

「菜々緒の赤いカーディガンを印象付ける。」






















センセイ

「と、まぁ・・・」















センセイ

「これがヤラセスクープ記事の一連の流れだ。」



















・・・















センセイ

「というコトを総合して考慮してみると・・・」











































センセイ

「『菜々緒のカーディガンを西川に着てもらう』ということは

 最初から決まっていたんだよ。」



















・・・
















センセイ

「菜々緒、西川貴教、フライデー、芸能事務所・・・」















センセイ

「最初から、そうストーリーが出来上がっていた。」



















・・・

















センセイ

「ということで・・・」














センセイ

「無事、菜々緒の売名目的だと証明された・・・」








サエコ

「なるほど・・・」























・・・






















サエコ

「・・・?」






















サエコ

「てか・・・」


















サエコ

「どっちの売名目的って、ハッキリしなくね?」









サエコ

「まぁ、無名だった菜々緒のほうにメリットありそーだけど・・・」













センセイ

「そーね・・・」











センセイ

「他にもちょっと証明できる材料がある。」



サエコ

「まだあんのw」


























センセイ

「見てみて」





サエコ

「イヤw何回も見たからw」











センセイ

「実はこの①の写真・・・」






































センセイ

「菜々緒と西川で最初に撮った写真・・・」











































センセイ

「実は、この写真には・・・」














































センセイ

「西川貴教の足がないんだ!」




サエコ

「(°Д°)ハァ?」




センセイ

「ではまた明日、検証してみよう」

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