夢をみるひと ＃００６

夢をみるひと　＃００６



















まだまだ


ー　占いzerudaの事務所兼オフィス　ー


御中・・・













家賃は100マン















つづいてるよ、性懲りもなく






















・・・



















センセイ

「少しずつだけど解ってきた、菜々緒と西川・・・」




センセイ

「・・・の」














センセイ

「写真のコトだけねｗ」






サエコ

「この写真の？」











センセイ

「いや、今さっきの写真じゃなくて・・・」

















センセイ

「事の発端」



















センセイ

「一番最初の出発点っていうかな？」












センセイ

「フライデーの写真」














サエコ

「さっきのと違うの？」











センセイ

「一番最初の、事の発端、菜々緒と西川が最初にフライデーされたやつ」










センセイ

「それを少し調べてみた」





サエコ

「ふーん」














センセイ

「でね」









センセイ

「ネットで出回ってるヤツがコレ」

センセイ

「大体この3つぐらい。かな？主に」














センセイ

「で」










センセイ

「この3つの写真を調べてみてイロイロ解ってきた」






サエコ

「ほー」















センセイ

「この写真を検証して解ったことは・・・」




























センセイ

「菜々緒はこのフライデーを利用して売名行為をしたということ！」









センセイ

「間違いないね」








サエコ

「へぇ～、調べたら解ったの？すごいｗ」














センセイ

「うん。2ちゃんで調べたら、みんなそーいってたよ。」



サエコ

「ソースが2ちゃんかよｗ」















サエコ

「2ちゃんでそー言ってたってしょがねーじゃん。何の根拠もなく

　そーいってんだろーし」




センセイ

「まぁｗそーだろーね」








センセイ

「想像というかイメージというか・・・　特に根拠というのは

　なくて語ってるのが多いみたいね」

















センセイ

「でも・・・」








センセイ

「そーかもしれないし、そーじゃないかもしれない」









サエコ

「結局何も解ってないの？」












センセイ

「イヤ、この時のフライデーの写真を検証してみていくつか解った

　ことがある」




サエコ

「ふーん」













センセイ

「まずは、第一に」





センセイ

「この時のフライデーの写真は・・・」









































センセイ

「菜々緒は売名行為をしている！」



サエコ

「さっき言ったじゃんかｗ」















センセイ

「イヤ、まぁｗ　2ちゃんソースじゃなくて、さ」





センセイ

「この３枚の写真を見て解ったわけｗ」







サエコ

「2ちゃんじゃなくて？」






センセイ

「そう。　この３枚の写真を見てわかった」



















センセイ

「えーと。でね」












センセイ

「次、第二に」








センセイ

「この写真で解ること・・・　それは・・・」












































センセイ

「このスクープ写真が、ヤラセだというコト」






センセイ

「それが解る」






















サエコ

「・・・！　ヤラセ？　なんです？　コレ？」





センセイ

「まぁ・・・　よく見ればわかる」









サエコ

「・・・って、ヤラセって誰が？この２人？」




センセイ

「全部」



サエコ

「イヤ、全部って言われてもちょっとｗ」





センセイ

「まぁ・・・　この二人とか、フライデーの記者とか、出版社だとか、

　マネージャーとか芸能事務所とか・・・」






センセイ

「とにかく関係者全員」










センセイ

「全員グルになって、このスクープ写真をでっち上げている」















サエコ

「ほんとに・・・？」





センセイ

「本当だよ」


























センセイ

「で・・・」











センセイ

「そして最後に、これらは合成写真だ。」





センセイ

「見てみて」










サエコ

「！？」









サエコ

「なんか・・・この写真・・・」

サエコ

「合成っぽい！」



センセイ

「でそｗ」












サエコ

「合成写真みたいに見えます・・・」



センセイ

「みえるでしょ」














センセイ

「まぁ・・・　どこかのスタジオで撮影しているんだろうね

　ブルーバックかなんかで」















・・・














センセイ

「という感じで」















センセイ

「これらを総合して考えてみると」










センセイ

「菜々緒の売名目的の為の、ヤラセのスクープである！」




センセイ

「と、結論できる」








サエコ

「なるほどわからん」





















センセイ

「どーよｗ」




サエコ

「どーよってｗ」















センセイ

「カンペキな推理だと思わなくない？」



サエコ

「随分と粗挽き感ありますケドｗ」















センセイ

「粗挽きもなにもこの写真でけで十分ヤラセ感満載なんだけどｗ」

サエコ

「まぁ・・・　そーですけど・・・」
















・・・



















センセイ

「じゃー・・・」












センセイ

「この写真。見てみて」

センセイ

「コレ」









サエコ

「この写真？」








サエコ

「・・・」










サエコ

「うーん・・・」







































サエコ

「コレも合成っぽいですケド・・・」












センセイ

「よく見てみて」







サエコ

「？　うーん・・・」






















・・・




















センセイ

「・・・この写真ね」











センセイ

「一見すると、菜々緒と西川が手を繋いで歩いているように

　見えるケド・・・」






















センセイ

「よく見たら・・・」

センセイ

「別人に見えない？」





サエコ

「えっ！？」






サエコ

「うそっ！？」



















サエコ

「・・・別人？？？」






サエコ

「・・・」







サエコ

「言われてみれば・・・なんとなく・・・」

















サエコ

「別人のような・・・」









センセイ

「別人のように見えるでしょｗ」




サエコ

「うーん・・・」
















センセイ

「多分、この右側。西川に扮しているのは、小柄な女の子だと

　思うよ。」




サエコ

「女の子！？」





サエコ

「なんで！？」








センセイ

「それはね・・・」





































センセイ

「また、明日に話そう」