2013年10月6日日曜日

YOUの物語@6

YOUの物語#4



スカウトがきっかけで「この世界」に足を踏み入れた

「ユウ」






その後地道な活動を経て バンドのメンバーと出会い

フェアチャイルドとして活動








そして ついに 運命の出会いともいえる

「ダウンタウン」とのラジオでの共演を

果たした








この出会いにより ユウの運命も

決まったようだ







ラジオ番組をきっかけにして

ユウ と ダウンタウンの関係も深まり

少しずつではあるけれど

徐々に「仲間」 と いったような関係になった










だけど・・・









怖うぇ~・・・

ダウンタウンの2人が・・・







今は どうにかこうにか

無理してラジオで頑張っては

いるけれど・・・








この頃のダウンタウンの2人の存在は

ユウにとっては すっかり恐怖の対象

になってしまったようだ








当時のダウンタウンは 若かったこともあり

切れたナイフ 

といった感じだ



マトモな人間では到底付き合えるもの

でもなかった






今でいうと「ハイパーDQN」といった感じだろうか










そんなダウンタウンと 自分が少しずつ

仲間になっていってしまっているコトに

「焦り」 のようなものを感じ始めていた







どちらかといえば 臆病な感じの ユウにとっては

あまり関わりたくない 2人だ










ユウとしては

あんまり深く考えずに ダウンタウンとのラジオ番組を

引き受けてしまったけれど・・・




今となってみては 前の女の子が逃げてしまったコトも

痛いほど よくわかるし・・・



出来るコトなら 私も逃げ出したい・・・

そんな気持ちだ











ユウにはなぜか? トークの才能があったのだろうか?






ユウは そんな気持ちだったけど 懸命にラジオ番組をこなした為

結果的には ダウンタウンに

すっかり気に入られてしまった・・・











実際に会うまでは

あんなに憧れていた ダウンタウンの2人

だったんだけど








今では そんな気持ちも すっかり

冷めてしまった










それでも ダウンタウンの2人に気に入られたこともあって

相変わらず辛かったが

ラジオ番組自体は順調にこなしていき

それから暫くたった・・・ 頃











ダウンタウンの2人が なんと 「自身のコント番組」に

「YOUを加える」 なんて言い出した!











寝耳に水! びっくり!!!!!

H と ジャングル with Tバックwwwwwwwwww












ユウは 驚いた






「私がコント!?」 私 歌手なんだけど・・・

そう思った










時すでに お寿司









あの2人が そう言い出したんだから しょうがない

断ることも出来ない 怖え~し・・・

イヤだけど・・・










ユウは思い悩んだ





今時点でも ダウンタウンの2人とは親しい感じになっちゃたのに

この後 さらにコント番組なんか一緒にやったら

ますます関係が深まるばっかりだ・・・







ヤバイ・・・・・・







噂なんだけど・・・



浜田なんか 小学校の頃から チャカ 何丁も持っていて

ドスで誕生日のケーキを切り分けていた

って話だし・・・



松本も・・・











これ以上親しくなったら・・・













それに・・・








大体 最初に 私は「モデル」として 軽い気持ちで

この世界に入っただけ だったんだけど・・・








いつのまにか

流されるようにして タレント 歌手 に

なってしまった・・・










なんでこんな なっちゃたんだろ?

冷静になれば そう思う










ダウンタウンとコントをやる

ということは さらに

芸能界で 本格的に活動する事になる かも・・・













思い悩む









ユウは 以前 タレント活動をしていたんだけど・・・



結果的には








すっかり 芸能界がイヤになってしまったんだ


















地道には 活動していたものの 特には芽も出ず

めぼしい活躍もできなかった事もあって

随分と 苦しんだ






そんな折 バンドのメンバーと出会う事ができ

少し芸能界から 距離を置くコトが出来た・・・

んだ

















少し前のコトだけど・・・

思い出す












ごまかしていた んだ・・・

あの頃の 私は








昔から 周りの人たちにはよく 「ウソ」 をついていたんだけど






「全然 辛くなんかない」 「全然 平気」 だ なんて

ウソをついてしまった 騙してしまった

















自分で自分を・・・















今まで 随分と人に 何回も何回も ウソをついてきたけれど・・・

ついには 自分にもウソをつくようになってしまった











自分で自分をごまかした・・・



「全然大丈夫なんだ 全然辛くなんかないない」 んだと

自分で自分に 言い聞かせてしまった・・・
















大ウソだ







ホントは辛かったんだ・・・

・・・・・・












・・・・・・















ゴメンだ

もう

あんな

気分は・・













あの頃・・・

私も・・・ 周りのヒトたちも・・・












カンペキにくるって

いたんだヨ・・・



完全に

おかしかった



そして

それを

わかっていながら

ヤメられなかった









・・・・・・











忘れるんだ

すべて



また

同じことを

くり返して

どうする?












・・・・・・








いろんな コト 考えるし

思い悩む









ユウ

「決断」しなければならない



ダウンタウンとのコト・・・










そう 思い悩む日々・・・
















その日も そう

思いながら 地下鉄を歩く

ユウ











・・・・・・
















@(・・・ユウ)










ユウ

「・・・?」










@(・・・ユウ!)



ユウ

「??」













@(コッチw)












ユウ

「・・・こっち??」



私を呼ぶ声が聞こえる














@(コッチだよw)













女子トイレ・・・

の方 から 「手」が・・・

手招きされている??











@(・・・コッチだよw)



ユウ

「わかったってw」











手招きされているほう・・・

女子トイレに入ってみる








ちょっと入って~ からの~

洗面台





居たのは・・・

この前 大阪へ向かった時の

友人・・・













私を 手招きした女・・・

この前 会った女・・・ 友人?だったっけ?





まあいいや















@「あははwww」



ユウ

「・・・なんだ あんたか」









@「イヤw なんだか随分 悩んでるなあーってw」


ユウ

「まあね・・・」











@「何 悩んでんのwwwwwwwwwwwwww」



@「てかっw 随分ダウンタウンと仲良くなったみただけどw」






ユウ

「・・・? ラジオ 聞いたコトあるの?」



@「ちょっとw」






ユウ

「ふーん・・・」












ユウ

「・・・じゃあ 聞いてみた感想は? どお?」


















@「いいんじゃあないか」






ユウ

「トークの立ち上がりが ちょっとタルくないですか?」









@「うーん 浜田 松本 相手でコレだろ」



@「悪くない お前やっぱセンスいいョ」












ユウ

「・・・・・・」













@「ダウンタウンに付いて キャラも換えて きっちりやれば」



@「34才でマジに 5億7千以上 貯金 いっちゃうようになるかもナ」












ユウ

「いえ とりあえず ここまでで・・」




@「!」












ユウ

「いろいろと やったけど もうコレで・・」










@「・・・・・・」















@「いいと 思うョ」



@「迷ったら終わり・・ それが芸能界の鉄則だからナ」














ユウ

「・・・・」
















ユウ

「なんだよ・・・ わざわざ私を呼びとめて・・・

 ・・・結局 湾岸かよw」




@「ゴッメンwwwwww」











イロイロと悩んだけれど・・・

ユウは タレント活動を辞めるコトにした

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