2015年7月6日月曜日

夢をみるひと #029

夢をみるひと #029













センセイ

「・・・と、いうことだよ」









サエコ

「いわれtも」













・・・








サエコ

「森口博子だったのか・・・?」














・・・







サエコ

「うーん・・・」






サエコ

「最近になってセンセイのユメに出ていた、女の正体が

 わかった・・・」







サエコ

「・・・って、それはただ単に」








サエコ

「もうすぐ、『そのとき』 が、やってくる」











サエコ

「ということ、なんじゃ」















サエコ

「・・・たうん」






センセイ

「そーかもしれないね」








サエコ

「そーですよ」














・・・









サエコ

「だって・・・」







サエコ

「そーじゃないと、墜落するかも知れないでしょ?

 飛行機」





サエコ

「森口さんが乗る予定の飛行機は」






サエコ

「だめですよ」









サエコ

「森口さんを死なせたら」








センセイ

「よくわからんね」









センセイ

「条件というか、必要なコトというか」










センセイ

「おそらくは、墜落はしないだろう」






センセイ

「そして、森口博子も死なない」







センセイ

「それが、縁になって、なのか知らないけれど」





センセイ

「未来の伴侶・・・の予定?」








・・・









センセイ

「必要な『モノ』あろ?」









センセイ

「『だったのか』というコトバは」







センセイ

「その時期が来ているのか・・・?」








センセイ

「それとも、時期を逸してしまったか・・・?」







・・・







サエコ

「時期を逸してしまったらダメですよ!」






センセイ

「まぁ・・・」










センセイ

「大丈夫だろう」






センセイ

「墜落するコトはないね」





センセイ

「さすがに、数百人に命がかかっているんだから」





センセイ

「それを、回避できないというのは、ちょっと

 考えにくいね」







センセイ

「得に何もしなくても回避できるレベルだ」



サエコ

「何かはしなくちゃイケナイだろw」









センセイ

「いやw、まあwそれくらい大船に乗った気持ちで

 いいと、いうことでw」











サエコ

「まぁ・・・ 確かに・・・ ですね」








サエコ

「さすがに、みすみす墜落させてしまう。 というのは

 ないでしょうね・・・ ふつう・・・」












・・・







センセイ

「『だったのか』という言葉はきになるけど・・・」






センセイ

「結婚というモノはお互いの気持ちが重要ですから・・・ね」










センセイ

「墜落を阻止したからといって、必ずしも結婚するとは限らない

 と考えれば」










センセイ

「『だったのか』という言葉を悪い風に解釈したとしても

 ただ単に結婚できない」









・・・






センセイ

「というだけのコトなのかもしれないね」











センセイ

「何にしろ、まぁ、墜落はしない」


















・・・









センセイ

「・・・と、いうことだよ」











サエコ

「そーですね・・・」













・・・











センセイ

「OK?」










サエコ

「OKです!」






















・・・
















サエコ

「・・・って」










サエコ

「だから、鈴木奈々のコトをはどーなんですかw」





センセイ

「言わなかった?」








サエコ

「言ったよーな・・・ いわないよーな・・・」















・・・











サエコ

「何か・・ まえ・・・」















サエコ

「未来の結婚相手だと 言ってたじゃんw」







センセイ

「だったかな・・・?」



サエコ

「そーですよ。言いました」











センセイ

「結婚相手は、森口博子なんじゃ・・・」














センセイ

「・・・たぶん」








サエコ

「ですけど・・・」







サエコ

「何人か・・・ 知りませんケド・・・」








・・・










サエコ

「他にも候補がいるんでそ?」






サエコ

「その内の一人が鈴木奈々なんでしょ?」







サエコ


「だったら助けろ」







・・・









サエコ

「・・・?」















・・・













センセイ

「ねむ・・・」

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